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キャバ嬢が知ってて得するお酒別の基本的なマナー

キャバクラでお客さんにお酒を提供する際に、どのような点に気をつければ良いのでしょう。お酒別にマナーがあり、しっかり抑えておくことが売れっ子キャバ嬢への第一歩です。

 

焼酎・ウイスキーロックの作り方

まずキャバクラで飲み物を混ぜる際すべてに言えることですが、必ず逆時計回りに混ぜてください。時計が進まないように、ゆっくり過ごして下さいという意味があります。時計回りだと早く帰ってほしいという意味になってしまいます。

 

ロックを作る場合、氷の大きさにもよりますが通常は4〜5個の氷をグラスに入れ、軽くマドラーで回します。これを行うことでグラスが冷えます。ここで回しすぎたりガチャガチャ雑に混ぜると、氷が溶けたりぶつかって割れたりします。すると入れた焼酎やウィスキーが水っぽくなり、美味しくありません。

 

丁寧に3周程度マドラーで氷を回したら、グラスの底から指2本分程度お酒を注いでください。注いでから、さらに軽くマドラーで混ぜて提供します。

 

焼酎・ウイスキー水割りの作り方

ロックの場合と途中までは同じです。氷を4〜5個入れて軽くマドラーで回してグラスを冷やしたら、指2本分くらいまでお酒を注ぎます。ロックグラスと違う縦長のグラスの場合は、だいたい全体の2割程度とイメージしておけば良いです。

 

お酒を注いだら水で割っていきます。水の量はグラスのてっぺんから指1.5本程度が目安です。入れすぎると最後に混ぜる際にこぼしたりお客さんが飲みづらいので気をつけましょう。

 

水を入れた後はまたマドラーで3周ほど混ぜて完成です。この時に氷をガチャガチャ言わせないようにしましょう。氷を溶かしたり砕いたりしないのが美味しさのポイントです。

 

焼酎お湯割りの作り方

焼酎のお湯割りは、お湯を先に入れるのがポイントです。理由は暖かい物体は上昇する性質があるため、先にお湯を入れたほうが、上から注がれた焼酎とよく混ざるのです。逆に先に焼酎を注いでしまうと、上から注いだお湯はなかなかお酒と混ざらなくなってしまいます。

 

お湯:お酒の割合は6:4〜7:3あたりが目安になります。混ぜすぎると焼酎の風味が飛ぶので、軽く2周くらいマドラーを回したら提供してください。

 

ワインの注ぎ方

ワインはボトルのラベルを上にして、ボトルの底を持って注ぎます。ラベルを上にするのは、どの銘柄かはっきり見えるようにするためです。ボトルの胴体の部分をもつと、ワインを体温で温めてしまうので好ましくありません。

 

量はグラスの¼が目安です。グラス一杯に次ぐのはマナー違反です。ワインはグラスの中に広がるアロマを楽しむ飲み物なので、入れすぎるとそれがなくなってしまいます。よくグラスにつぐとワインは味が変わるといいますが、グラスの空気に触れることで、より豊かな味わいが楽しめるのです。

 

シャンパンの注ぎ方

シャンパンもグラス⅓くらいが目安です。炭酸の入った白ワインと考えればよく、華やかな場面でよく飲まれます。ワインに比べても短時間で飲み干すお酒です。注ぐ量が多すぎると、炭酸が抜けて風味が損なわれますので注意しましょう。

 

泡だらけにならないように注ぐには、グラスの側面にシャンパンを当てるようにします。必要以上に空気が入らないので、泡立ちを抑えられるのです。

 

ビールの注ぎ方

ビールはワインやシャンパンと同じくラベルを上にして注ぎます。両手でボトルの胴を支えるようにして下さい。くれぐれもワインのようにボトルの底を持ったり、片手で注ぐことがないようにしましょう。

 

ビールを注ぐのが苦手でいつも泡だらけにしてしまう女の子もいるかもしれません。最初は静かに注いで段々に勢いよくすることで、泡と液体がバランスよくなります。最初から空気が入りすぎるから泡だらけになるのです。泡がちょうどグラスの天辺あたりまで届けばOKです。

 

日本酒の注ぎ方

日本酒はボトルが大きい場合が多いのと慣習もあり、左手はボトルの首の辺りに軽く添え、右手は胴体をしっかり支えます。グラスの7割くらいまで注げば大丈夫です。

 

グラスの持ち方

基本的に焼酎やウィスキーなどはキャバ嬢が手元でつくって提供します。ワインやシャンパンのような足の高いグラスに注ぐ飲み物の場合は、必ずグラスをテーブルにおいた状態で注ぎます。

 

ビールや日本酒のような足のないグラスに注いだものをそのまま飲むような場合は、必ずお客さんが手にグラスを持った状態で注いでください。テーブルにグラスが置いてある状態で注ぎ足しをするのはマナー違反です。

 

お酒のマナーを身につけてスマートに振る舞おう

とりあえず基本的なところはこれでおさえたと言えるでしょう。非常識なキャバ嬢と思われないように、しっかり覚えることがスタートラインです。

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