お客様から口説かれたら?!上手なかわし方と関係を終わらせない方法とは
業態問わず夜のお店に勤めていると「付き合おうよ」「休日遊びに行こうよ」とか口説かれることが多いでしょう。気に入ったということはあなたのお財布にとっても大事なお客様になる可能性が高いです。
しかし、プライベートで会おう=体の関係を持とうということだと考えてほぼ間違いありません。どのように対応したらいいのでしょうか。
お客様と寝てはいけないというのがゴール
まず前提としてお客様と寝ることは100%あり得ないという前提で話を進めます。お客様と寝るとデメリットしかありません。
まず、来店せずプライベートで会って体の関係を持とうとするようになります。お金のために水商売で働いているのに、これでは意味がありません。また体の相性が悪かったらその場で即関係自体終了です。
そして店の風紀が乱れるのであなたがクビになる可能性があります。女の子に噂を立てられることもあるでしょう。とにかくデメリットしかないので客と寝てはいけないのです。
気分良く諦めてもらう
お客様がどれだけしつこく誘おうがプレゼント攻勢をかけようが、あなたは絶対にそのお客と寝ることはないのです。
たとえ天が裂け地が割れ宇宙から異星人が来襲しても、あなたはお客様と寝ることはありません。
考え方としては「この人は私に好意を寄せてくれてるけど目的を達成することはない。どう気分良く諦めてもらうか」ということです。
気分良く諦めてもらうことに成功すれば、その後もお客様との関係性は続きます。お店にも来てくれるでしょう。
口説いてきた客への考え方
まず、口説いてきたということはあなたに好意があるということです。これは圧倒的に「良いこと」です。
お客様に恋愛感情抱かれるのは迷惑と考え、さらっと流してあしらった気になっているホステスがいますが、はっきり言って3流です。
えげつない言い方をすれば好意を持っている客はあなたに継続的にお金を払ってくれる可能性があるのです。わざわざそのチャンスをドブに捨てることはありません。
しかし、好意がある事をいいことに欲しいものをねだったり、シャンパンやドンペリなどを入れさせまくるような方法も考えものです。というのも、あなたはそのお客と寝ることはないわけですから、お客様の頑張り、投資は完全に無意味ということになります。
大枚を叩いて無意味だとわかったときの客の怒り・恨みは計り知れません。客とお店との関係も悪くなるでしょうし、あなたの身の安全も保証できないでしょう。ですので、客の行為をドブに捨てるのもダメですが、客の好意を利用して金を使わせるような行為もダメということになります。
同伴はともかく口説きには乗らない
もちろん水商売には同伴というシステムがありますから、それを利用することでお客様がデートした気になることは可能です。
しかし、お客様はその後お店でお客を使うわけですからあくまでホステスとしては仕事の延長線上ということになります。
口説きは会うのがアフターだったり休日だったりというパターンです。ここは徹底する必要があります。口説きじゃないアフターというパターンもあるかと思うので、その場合は適宜対応しましょう。しかし休日に2人で会うのはダメです。
実際に「付き合おう」「デートしよう」と言われたらどうしたら良いのでしょうか。まず、お客様に対して感謝の気持ちを伝えることが大切です。
好意を示してくれているわけですから、そこは素直にありがとうです。
そしてデートのお誘いに関しては休日も仕事や育児、資格学校に通っていることなどを理由に断りましょう。ただし、また誘ってくださいねの一言を付け加えることを忘れないでください。そうするとお客様は嫌がられているわけではないと思って、しばらく恋愛モードが続きます。
そして、しばらく店内、Line、電話などで口説き攻勢はつづきますが、この間にお客様のプライベートな情報をできるだけ聞き出すようにします。近く訪れる最終的なお断りの際の材料にするためです。
例えば家庭がある場合は「家庭を壊したくない」「重荷になりたくない」など色々あるでしょう。また、夜遊びが激しいタイプの場合は「嫉妬心が強いから私が悲しくなっちゃう」など自分の心理的な部分が原因で付き合えないという言い方があります。
単に「だって家庭あるじゃん」というと「もしお前が付き合ってくれるなら離婚する」と言い始めたりさらに泥沼化します。
あくまで付き合わない理由はお客様じゃなくて自分にあるんですよと伝わる言い方をしなければいけないのです。
まとめ:上手に断れればその後も関係は続く
お客様の口説きを上手に断ってクロージングできれば、その後もお店を通して関係性は持続できます。
お客様としては恋愛感情が抜けた大人の付き合いになるため、これまでよりもスマートにお店を使ってくれるようになるでしょう。