会話に困ったときでも安心!簡単な話題で場を盛り上げよう
ラウンジ嬢のお仕事は、会話主体のコミュニケーションでお客様をおもてなしすることです。
会話によってその場を盛り上げ、お客様が心からリラックスできる空間を作る必要があります。数ある接客業のなかでも、特にコミュニケーション能力が求められるお仕事といえるでしょう。
とはいえ、すべての女の子がテレビに出演しているコメンテーターやラジオパーソナリティのように“話の引き出し”が多いわけではないと思います。
そこで、ここでは会話に困ったときに使える話題をご紹介します。
会話のきっかけ作りに便利なものばかりなので、会話がよく途切れてしまう方やお客様の好きな話題をまだ掴めていない方は活用してみてはいかがでしょうか。
会話に困ったときは「適度に整理すべし」
会話に困ったときのために覚えておくと便利なのが、「適度に整理すべし」です。
- 【て】テレビ「テレビはよく見られるんですか?」
- 【き】気候「○○な日が続いていますね」
- 【ど】道楽・趣味「趣味は何かありますか?」
- 【に】ニュース「○○のニュースが話題になっていますね」
- 【せ】生活「休日の過ごし方は?」
- 【い】田舎「出身地はどこですか?」
- 【り】旅行「行きたい旅行先はありますか?」
- 【す】スポーツ「何かスポーツをしていたんですか?」
- 【べ】勉強「学生時代はどんな勉強をしていたんですか?」
- 【し】仕事「何のお仕事をしているんですか?」
これらの話題はどれもシンプルな内容なので、どんなお客様とでもスムーズに会話を始めることができます。
質問形式で話を持ちかければ、会話をより進めやすくなるでしょう。
気分よくお話できる場を作ることが大事
ただし、「適度に整理すべし」を使って会話のきっかけを作っても、盛り上げるためにはみなさんの返事の仕方が大切です。
まったくわからない内容の話になったとしても、ただ「うんうん」と相づちを打つだけにならないように注意が必要です。興味を持って聞いている、楽しんで聞いていることを伝えるために「えっ、そうなんですか!」「○○なんですね、すごい!」と大きめのリアクションをとることを意識してみてください。
お客様が気分よくお話できる場を作ることで、自然に会話は盛り上がっていくはずです。
“恋バナ”は鉄板!
女子会や合コンで誰もが盛り上がる定番トークのひとつに“恋バナ”が挙げられます。
ラウンジでも恋バナは盛り上がりやすいので、会話に困ったときの話題としてオススメです。
最近の恋愛事情をテーマにすると恥ずかしがってあまり口にしないお客様もいますが、好きな異性のタイプや懐かしい初恋の話であればほとんどのお客様が答えてくれるでしょう。
体験談に限らず、男女による恋愛観の違いや理想のデートをテーマにしても会話は盛り上がります。共感できるポイントがあれば会話が盛り上がるうえ、価値観が同じということでお客様から好感を持ってもらいやすくなります。お客様との親密度が上がれば、今後も来店してもらえる可能性が高くなるでしょう。
切り返しのエピソードを用意しておこう
ただし、恋愛の話をすると、必ずと言っていいほど「○○ちゃんはどうなの?」と聞き返されます。
みなさんから恋愛話を持ちかけたにもかかわらず、ここで返事を渋ってしまうとその場の雰囲気は悪くなってしまいます。そうならないために、自分も恋愛エピソードを用意しておくことが望ましいでしょう。
また、みなさんから恋愛の話をするときは、あえて失敗談を話すのもひとつの手です。
みなさんが先に失敗談を話すことで、過去の恋愛に苦い思い出があるお客様も話をしやすくなるでしょう。
このように「適度に整理すべし」や恋バナを使えば、簡単に会話のきっかけを作ることができます。
お客様との会話に慣れないうちはこれらの話題を使って盛り上げながら、新たな話題のきっかけを探してみてください。